覚えたい単語や過去問がすでに手元にある——教科書の巻末リスト、Excel の一覧、Anki の書き出し。1枚ずつ手で入力するのは、続きません。
このページは、すでにテキストになっているカードを CSV でまとめて RepeCa に流し込む ための手順です。
暗記カードの CSV の形
RepeCa の CSV は、フォルダの形式によって列規約が2つあります。
フラッシュカードのフォルダ
1列目 = 表、2列目以降 = 裏 です。3列目以降があれば裏に空白で連結されます。区切りはカンマ(,)・タブ・セミコロン(;)・パイプ(|)などから自動判定されます。
mnemonic,記憶術・記憶の助けになるもの
photosynthesis,光合成
○×・N択のフォルダ
問題, 選択肢1, 選択肢2, 選択肢3, 選択肢4, 選択肢5, 正解番号, 解説, タグ の固定10列です。選択肢が少ないときは空欄で残し、正解番号は1始まり(1〜5)で書きます。タグ列は半角スペース区切りで複数付けられます。
借主が家賃を滞納した場合の対応として正しいものは?,即時退去命令,催告なしの解除,催告後の解除,契約継続,,3,原則として相当期間を定めた催告を経てから解除できる。,宅建 民法
○×はこのフォーマットの2択版として同じコードパスで処理されます(内部で「正しい/誤り」の2択になります)。
手順
1. CSV を用意する
上の列規約に沿ってファイルを作ります。Excel から書き出す場合は文字コードを気にしなくて構いません——UTF-8 でも Shift_JIS でも RepeCa が 自動で判定 します。BOM も除去されます。
2. 「カードを取り込む」を開く
入り口は2つあります。どちらから開いても同じ画面です。
| どこから | 画面のたどり方 |
|---|---|
| 設定タブ | 設定 > 整理 > 「カードを取り込む」 |
| フォルダ | フォルダ詳細の 「…」メニュー > 「一括作成」 |
設定から開いたときは、追加先のフォルダをこの画面の中で選びます。フォルダから開いたときは、そのフォルダが最初から追加先になっています。
3. ファイルを選ぶ、または貼り付ける
- 「ファイルから読み込む(CSV・テキスト)」 ボタンで CSV / TSV / .txt を選ぶ
- または、テキスト欄に直接貼り付ける
同じ CSV は、ファイルで読み込んでも貼り付けても同じ結果になります(列規約の解釈は1箇所に集約されています)。手元にファイルがない状態でメモから貼り付けても、ファイルと同じように動きます。
4. プレビューで内容を確認する
上に「認識できたカード」が並び、下に「認識できなかった行」が並びます。カードをタップすると、そのカードだけをこの取り込みから除外できます。
5. 一括作成する
追加先のフォルダが正しいことを確認して、下の「n枚のカードを作成」ボタンを押します。完了後にホームへ戻ると、上部に 「n枚のカードを取り込みました」 の確認ピルが 1.8 秒だけ表示されます(バックグラウンドで消えるので、追加された枚数だけを一瞥するための表示です)。
Excel や Anki の書き出しをそのまま渡す
RepeCa は、他のアプリの書き出しをできるだけ そのまま食える ように作ってあります。
- Excel から書き出した CSV(Shift_JIS)は、文字化けせずそのまま取り込めます
- Anki の書き出しテキスト(
#separator:tabなどのヘッダ行つき。ヘッダ行は Anki 公式マニュアルの「Text Files」 が定める#key:value形式で、Anki 2.1.54 以降で使えます。2026-09-02 確認)は、#で始まる行が無視される ため、ヘッダを消さなくても取り込めます - セミコロン区切り(欧州圏の Excel の既定)や パイプ区切り も自動判定されます
貼り付けたときは、Q. … / A. … などの Q&A マーカー、用語:説明 のような区切り、空行区切りのブロックも自動で判定されます。CSV 以外の形式も同じ画面から扱えます。
RepeCa 自身の書き出しはタグごと戻る
RepeCa で書き出した CSV は、先頭行に #表,裏,タグ のヘッダが入っています。この形式の CSV は取り込み時に タグごと復元 されます(ADR-096)。
- 別の端末に移す
- 一時的にバックアップを取る
- CSV を編集してから戻す
いずれもタグを失わずに往復できます。書き出しは 設定 > 整理 > 「カードを書き出す」 から行えます。
うまく取り込めないとき
プレビューの下に「認識できなかった行」が並んでいるときは、次のどれかに当てはまることが多いです。
- 列が1列しかない(フラッシュの場合、表と裏の両方が必要)
- 問題または選択肢が空(○×/N択の場合、非空の選択肢が2つ未満だと除外される)
- 正解番号が選択肢を指していない(○×/N択で、正解番号列が範囲外や空)
- セル内に改行が含まれている(RepeCa は行ベースのパーサに乗せるため、セル内改行は空白に潰されます)
多行の裏面を持ちたい場合は、CSV ではなく 空行区切りのテキスト(1行目 = 表、続く行 = 裏、空行で次のカード)を貼り付ける方が確実です。
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CSV を用意できていれば、あとは開いて選ぶだけです。1枚ずつの入力に戻る必要はありません。